フォロースルーとヘッドダウンについて(サーブ編)
前回の記事に引き続きサーブのお話
↓前回の記事
ヘッドダウン(ラケットダウン)について
※ヘッドダウン(ラケットダウン)とは
サーブ打つ前(上にトスアップしたボールを打つ姿勢に入る時)にラケットが逆さまになってる状態のこと。(グリップが上・打つ面が下の状態)
↓こういう状態
初心者はなかなかこの姿勢取るのが難しく、この動作が上手くいかなくてラケットが途中で止まってる人が多いです。
↓大体みんなこの辺りで止まってる
※写真はうちのサークルメンバーの写真です。
本人には無許可なので女性の写真は加工してます(笑)
この状態で打とうとするとサーブ打つ時の姿勢が
「打ちおろす」
姿勢になってしまいがちです。
綺麗にヘッドダウンするための矯正方法としては、サーブ打つ時に
「最初からヘッドダウンした状態でトスアップして打つ」
練習をすると直しやすいです。
↓こういう姿勢ですね
この姿勢で打つ癖をつければ治るようになってくるとは思います。(軟式でいう女の子打ちなので、男性は恥ずかしいかも知れませんが、、、)
この練習プラス、打つ時のイメージとして
「ラケットを振り上げる」
イメージで打つことを心がけてる打つようにするといいと思います。
あとは有名な練習法としてはスポーツタオルなど縦長のタオルをラケットに見立てて、真上にまっすぐ振り上げる練習などがあります。
フォロースルーについて
※フォロースルーとは
ボールを打った「あと」の姿勢のこと。
これはテニスだけに限らず野球・サッカー・ゴルフなど色んなスポーツで重要視されるところです。
過去にテニスのレッスンを受けた際にこの
「フォロースルーをちゃんとしてない」
と注意されたことがあります。
正直その時は言ってる意味がよくわからず、
「打ったあとのフォームだけなおしても意味ないんじゃ?」などと思ってました。
しかし
フォームを撮影して矯正するようになってやっとフォロースルーの意味がわかるようになってきました。
以前は全然プロネーションで打てなかったのですが、キレイなフォロースルーを意識して打つようになってから徐々に打てるようになってきました。
フォロースルー、つまり
「打ち終わったあとの姿勢」
を意識して打つことによりそれまではバラバラで考えてた動作が一連の繋がりで打てるようになりました。
というよりも、フォロースルーを意識して以前のままで打ってたら
「脛を強打しました(泣)」
前回の記事に載せてた一年前のフォームでプロネーションのみ意識して打つと、ラケットの軌道上どうしても脛へ一直線になります。
↓
そうするとそのままだとやっぱり打ちにくいので自然と途中のラケットの軌道を意識します。
それを何回も繰り返して練習していくと、徐々にですが頭の真上で打てるようになり自然とプロネーションするようになりました。
つまり
「フォロースルーをちゃんとする」
事の意味は
ちゃんとフォロースルーを意識する→そこまでのラケットの軌道を意識する→正しい姿勢、正しい打点を意識する→結果的にキレイなフォームで打つようになる
というところにあると思います。
※あくまでも個人的な考えなので、専門の方はまた違う意見があるかと思いますが素人なので大目にみてください(笑)
ブログマイバナー